【5分で聴く♪文春新書】長田昭二著『末期がん「おひとりさま」でも大丈夫』
2人に1人ががんになり、3割ものカップルが離婚し、生涯未婚率2割の時代――「おひとりさま」でがんになるということは、けっして他人ごとではありません。たったひとりで、お金、治療、生活と仕事の不安に向き合わなければならなくなったら、どうなるのか? 医療ジャーナリストとして活躍してきた長田昭二さん(59歳)は『末期がん「おひとりさま」でも大丈夫』の中で、身をもってこれらの疑問に答えてくれます。長田さんは54歳のときに血尿が始まり、前立腺がんが発覚します。現実を見たくない心理、手術と抗がん剤の苦しさはどれぐらいか、意外とかからない医療費、独身ならではのメリット、そして性機能を失うとはどういうことか……。前向きにがんに向き合う長田さんが、すべてを赤裸々に語ります。(聞き手:後藤祐実・文春新書編集部)