
【著者が語る】高校生3人が愛おしすぎて…一穂ミチさんが『きょうの日はさようなら 完全版』に詰め込んだもの
26/12/2025 | 17min
1995年の夏、火災から救い出された今日子。そのままコールドスリープで治療を受け、30年後に目覚めたら……。存在すら知らなかったいとことの同居生活に、数々の禁止事項と、戸惑うことばかりの日々だけど、いとこの明日子と日々人とは毎日はなんだかすごく居心地がよく、2025年も悪くないと思い始めた矢先に今日子の身体にまた異変が――。出会ったばかりの3人がすごしたひと夏の記憶。かけがえのない17歳の時間を描いた長篇に、掌編5本を加えた『きょうの日はさようなら 完全版』誕生秘話を、作者の一穂ミチさんご自身の言葉でお届けします。

【話題作🎧試し聴き】『YABUNONAKAーヤブノナカー』(著・金原 ひとみ/朗読・さとう ちえ)
26/12/2025 | 6min
文芸業界の性、権力、暴力、愛。戦慄の長篇!性加害の告発が開けたパンドラの箱——。MeToo運動、マッチングアプリ、SNS……世界の急激な変化の中で溺れもがく人間たち。対立の果てに救いは訪れるのか?「わかりあえないこと」のその先を描く、日本文学の最高到達点。「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう。」——金原ひとみ文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ——。性、権力、暴力、愛が渦巻く現代社会を描ききる、著者史上最長、圧巻の1000枚。『蛇にピアス』から22年、金原ひとみの集大成にして最高傑作!オーディオブック『YABUNONAKAーヤブノナカー』のお求めはこちらから。

【著者を語る】明治100年の連載対談が昭和100年に初の書籍化…『清張が聞く!一九六八年の松本清張対談』を語る!
24/12/2025 | 35min
松本清張が各界の知の巨人たちの本音を聞き出す対談集『清張が聞く! 一九六八年の松本清張対談』の編集担当ウスイと、清張全集の編集や清張記念館の仕事をしているタナカが、刊行のいきさつ、連載当時の考察、清張さんにまつわる話を語り合います。さらに1968年の清張さんの仕事量をタナカが調査、その膨大すぎる連載の数に驚愕すること間違いなしです!

【著者が語る】江戸の天才文化人・太田南畝はなぜ筆を折ったのか…心震える家族小説に迫る!
24/12/2025 | 7min
村木嵐さんの新刊『雀ちょっちょ』の主人公は、文筆の才能を認められ、狂歌の名手として江戸にその名を轟かせた太田南畝です。平賀源内や蔦屋重三郎といった文化人たちが活躍し、出版文化が隆盛を極めた田沼時代に、狂歌師として人気を博した南畝だが、後年はその筆を折り、幕府の役人として生きる道を選びました。南畝の人生の大きな決断の裏にあった、知られざる家族への思いとは――作者の村木さんにお話を伺いました。

【著者が語る】MCバトルで始まりMCバトルで終わる小説!? 波木銅さんの最新短編集『順風満帆〈クラウド・ナイン〉』全収録作解説!
22/12/2025 | 27min
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』で第28回松本清張賞を受賞しデビューした波木銅さんの最新作『順風満帆〈クラウド・ナイン〉』が2025年12月10日に発売になりました。本作は全5作を収録した著者初の短編集。表題作「順風満帆〈クラウド・ナイン〉」はデビュー作にして2026年1月16日に映画化作品が公開を控える『万事快調』の書き下ろしスピンオフ短編です。波木銅さんご自身に、全収録作についてお話をうかがいました!(※「フェイクファー」が収録されているアンソロジー文庫の正しいタイトルは『二周目の恋』でした。失礼いたしました)



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